車を買うときのローン

車を購入するとき、ローンを利用するという方も多いかもしれません。一般に、車のローンというと目的別ローンの一種であるマイカーローンを使うことが多いと思いますが、キャッシングやカードローンを利用して車を買うこともできます。

両者の違いは、マイカーローンは車の購入に用途が限られているのに対し、キャッシングやカードローンは用途が限定されていないということです。

そのため、マイカーローンを利用する場合は、申込みの際に、確かに車の購入に使うということを証明するため、車の見積書や注文書（の写し）が必要になります。

そう考えると、車を購入するだけのためにローンを新たに組むのは面倒なので、すでに持っているカードローンを使う、またはカードローンを新たに申し込んで、それ以降も別の借入が必要な場合に使えるようにするというのも一つの選択肢です。

車の購入にカードローンを利用する場合の注意点

その場合の注意点は、限度額と金利です。

限度額に関しては、カードローンを新規に作る際に設定されているため、その金額が低い場合は、車の代金に充てられるだけの借入ができないということがあります。ですから、限度額を事前に確認しておきましょう。もちろん、限度額の増額申請をすることもできます。

金利については、一般に、マイカーローンの金利が3％程度とかなり低いのに対し、カードローンの場合は、取り扱っている金融機関によっても、また申込者の個人的な事情によっても変わってきます。車を買えるくらいの金額を借りる場合、銀行などの金利が低いカードローンでも、金利は7〜8％程度になることが多いです。

そうなると、金利差は4〜5％となります。4％の金利差があれば、仮に200万円を借りて5年間で返済をするというケースでは、200万円×4％×5年＝40万円も総返済額が変わることになりますので、これは大きな差と言えます。

逆に、短期間だけ借りて、早い段階で全額返済するつもりであれば、カードローンを利用したとしても、金利負担はそれほど大きな金額にはなりません。

ですから、マイカーローンとカードローンの金利差に注目するときは、借りる金額と返済期間についても一緒に考えて、選ぶようにしましょう。

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