カードローンとは

キャッシングとよく似た言葉に、「カードローン」という言葉があります。一般的に同じ意味で使われていますが、本来の意味には違いがあります。

カードローンは、無担保、使途無制限の金融商品です。お金を借りる際は、家を買う目的であれば住宅ローン、車を買う目的であればカーローン、子どもの教育のためであれば教育ローンというように、使い道が限定されることが多いです。

それに対し、カードローンは、使い道が限定されることなく、個人の自由でどんな目的にでも利用することができます。

そして、カードローンの場合、返済方法はリボルビング払いが基本になります。リボルビング払いとは、借入の残高に応じてあらかじめ決められた一定の金額を毎月支払う方式です（※「返済方式の違い」も参照）。

キャッシングとの違い

キャッシングの場合は、返済方式については通常、翌月一括返済（または分割返済）が基本になります。ここがカードローンとの違いです。

ただ、一般的には、カードローンとキャッシングは同じ意味で使われることも多く、それほど明確には区別されていません。

銀行や消費者金融からカードが発行され、それを使ってお金を引き出せる形が一般的ですが、これがキャッシングと呼ばれることもあり、カードローンと呼ばれることもあります。

ですから、利用者としては、キャッシングやカードローンという言葉だけで判断するのではなく、銀行や消費者金融がどのような意味でその言葉を使っているのか、返済方式などの規定はどのようになっているのか、事前に確認しておく必要があるでしょう。

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