低価格で旅行を楽しむには
旅行代金などシーズンで価格差の大きい商品は、キャッシングを利用してオフシーズンに行くほうが賢い場合が多々あります。
旅行はボーナスが出てから行くのが賢いのか
Aさんは旅行に行きたいけれどボーナスが出るまではお金の余裕がないので、消費者金融でキャッシングしてボーナス前に旅行をしました。
同じような状況だったBさんは夏のボーナスが出るまでがまんして、ボーナスが出てから旅行しました。
AさんとBさんではどちらが堅実で賢い生活者でしょうか。
多くの人はAさんと答えると思います。
しかしそうとばかりも言えません。それは旅行代金にはシーズンによって大きな差があるからです。
たとえば冬のボーナスが出てからの年末年始は、海外ツアーのパック料金がお盆の時期以上のピークになります。
反対に航空機やホテルに空席、空室が見込まれるオフシーズンには、パック料金はピーク時の半額くらいは当然で、3分の1くらいになることも珍しくありません。
ヨーロッパやアメリカなどへの海外旅行ならその差は金額にして10〜15万円くらいにもなります。
ボーナスが出てから12月後半に行くイタリア旅行が30万円でも、オフシーズンの11月後半なら15万円くらいで行けたりするのです。
需要と供給の差を利用して得をする
さてBさんはこの需要と供給のバランスからくる旅行代金の差に目を付けて、消費者金融から15万円をキャッシングして旅行に行き、30日後に返済しました。
消費者金融に払う利息は年18%くらいですから、元利合計つまり旅行代金は15万2200円ほどになります。
これに対してAさんの旅行代金は30万円です。
その差14万7800円、たしかにAさんは堅実かもしれませんが、かならずとも賢い生活者とはいえない理由が納得していただけると思います。
無計画な利用をするとこわいキャッシングも、このように需要と供給のバランスで価格に大きな差がでるような商品を買うときには、節約のための武器として使うことができます。
キャッシングを毛嫌いするのではなく、賢くクールに利用する時代になったといえるかもしれません。