審査に通らないのはなぜ？

キャッシングやカードローンの申込みをしても、審査に通らなければ、利用することはできません。

キャッシングに申し込んでも審査に通らない場合、その理由を知りたいと思うのが普通です。でも、問合せをしても、原則として詳しい理由は教えてくれません。

ですが、審査に通らない理由にはパターンがあり、多くのケースでそのどれかに当てはまります。

ここでは、審査に通らない理由のいくつかのパターンについてご説明します。

他社からの借入額が多すぎる

今では総量規制により、年収の3分の1を超える借入をすることはできません（ただし、銀行のキャッシングの場合は適用外となります）。

また、複数の会社から借入をしている場合、新たなキャッシングの申込みをしても、社内基準に照らして借入額が多すぎると判断されると、審査に通らないケースがあります。

借入額だけではなく、借入件数が多いというのも理由になるため、その回避策として、おまとめローンを使うという方法が1つあります。

また、そもそも借入金額が多すぎて返済が厳しい場合は、債務整理を検討する必要があるかもしれません。

ブラックリストに載ってしまっている

過去の借入に関して、滞納の履歴が残っていたり、自己破産していたりする人の場合、いわゆるブラックリストに載っているために、借入の審査に通らないケースがあります。

いったんブラックリストに載せられると、一般的には、5年から8年は抹消されないと言われています。その間は、事実上キャッシングの審査には通らないものと考えましょう。

複数のキャッシングへの申込み

過去にキャッシングに申し込んだ履歴も、一定期間、信用情報として残ります。

そのため、短期間に複数の会社にキャッシングや借入の申込みをすると、危険な借入先とみなされて審査が通らないケースがあります。

ですから、1社の審査に通らなかったからと言って、他の会社に立て続けに申し込むようなことは避けましょう。

そもそも金融機関というのは横並び体質なので、ある会社が審査に通さなかったとわかると、何か危険な要素があるのかもと勘繰られて、それが理由になって他社でも審査に通らないということもあります。

キャッシングやカードローンの審査に通らない場合は、上記のいずれかに当てはまらないか、慎重に検討してみてください。

そのうえで、対応方法を考えてみましょう。やみくもに何社にも申し込むのは避けるのが無難です。

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