こんな目的でキャッシングを利用するのはNG!
キャッシングやカードローンを利用する目的はさまざまです(「キャッシングの目的は?」を参照)。
キャッシングの目的として避けるべきものにはどんなものがあるでしょうか?
まず、ギャンブル目的のキャッシングは結果オーライになる可能性はゼロで生活破綻へ直結します。そして、生活費にあてるキャッシングも実はこわい要素がたくさんあります。
ギャンブルは勝っているうちは止められず、いつか必ず負けます
キャッシングの目的でもっともよくないのは、ギャンブルの資金を借りることです。
これをするとたちまち借り入れ枠はいっぱいになり、多重債務や生活破綻への道をまっしぐらに進むことになります。
キャッシングで借りたお金でギャンブルをしてたまたま勝ったりすると、結果はもっと悪くなります。借金をしてでも資金さえあれば勝てると思ってしまうからです。
勝ったお金を返済に回して、もうギャンブルをやめようと思う人は残念ながら一人もいません。
そしてそのうちに負けが続くことが必ずあり、もうどこからも借りられない状況になります。
節約して収入を増やさないと、生活費目的のキャッシングはやがて行き詰ります
生活費にあてる目的のキャッシングも、一見やむをえないように見えてできるだけ避けたいことです。
キャッシングをして一時しのぎをしても、生活費が足りないという状況が変わらない限り、借金の額はじょじょに増えてやがて借入枠がいっぱいになります。
やむをえずキャッシングをしたときはそれで安心するのではなく、生活費を節約する、あるいは収入を増やすことに力を注がなくてはなりません。
キャッシングのこわいところは、現金が入ると気がゆるみがちなことです。
いままでワンコインのランチですませていたのに、ちょっとリッチなランチにしてみようか思ったりします。
細かい話のようですが、こういう気のゆるみがあると借りたお金の2〜3割はすぐ消えてしまいます。
でも返済するのは借りたときの元金と利子です。これを金利計算するととんでもない高利でお金を借りたことになってしまいます。
借金返済のためのキャッシングはやがて利子を返すだけで精いっぱいになります
借金を返すためのキャッシングも、利息を払うだけで精いっぱいで元金がなかなか減らないという状況にすぐになってしまいます。
ここでもこわいのは約束の金額を返済したあとにお金が残ると気がゆるんで少し無駄使いをしがちなことです。
キャッシングをしたときは利子を払えばその場はなんとかクリアできるというのではなく、できるだけ元金を減らすことです。
月2万円返済すればすむ場合でも、余裕があるときは3万なり4万なりの余裕の分をすべて返済して元金を減らす気持ちが大切です。