キャッシングの目的は?
キャッシングやカードローンを利用している人が多いということはわかっていても、みんながどんな目的で利用しているのか、気になりませんか。
ここでは、日本貸金業協会が発表している統計資料から、借りた資金の使い道に関するアンケート調査の結果をご紹介します。平成23年度の調査結果になります(参照:日本貸金業協会ホームページ)。
これは、消費者金融会社やクレジットカード会社・信販会社、その他金融機関から借入残高がある個人を対象に、新規の借入について調査した結果ですので、キャッシングやカードローン以外の借入も含まれます。その点はご了承ください。
資金使途 | 割合 |
---|---|
趣味・娯楽 | 26.3% |
衣料費・食費 | 19.8% |
自動車ローンの返済 | 10.4% |
納税・納付などの支払い | 10.2% |
事業性資金の補てん | 9.2% |
医療費 | 8.3% |
家賃の支払い | 7.9% |
光熱費(電気・ガス・水道) | 7.6% |
住宅ローンの返済 | 6.8% |
通信費(電話・インターネット) | 5.8% |
学校関係費(授業料・保育料・給食費等) | 5.8% |
交通費(電車・バス) | 5.4% |
教育関係費(学習教材費等) |
3.7% |
その他 | 25.0% |
調査結果からわかること
第1位(26.3%)の「趣味・娯楽」には、レジャー、旅行が含まれます。たとえば個人の海外旅行の費用や、家族旅行などの一時的な出費に対応するケースが多いことが予想されます。
また、趣味・娯楽には、ギャンブルの費用も入っているようです。ギャンブルにのめりこんでしまうと、次々に借入を増やして、いずれは返すのが難しくなる原因にもなるので、ほどほどにしておきましょう。
次に比率が高いのは(第2位:19.8%)「衣料費、食費」になります。少し下の方に「家賃の支払い」もありますので、衣食住にかかる日常的な経費について、給料日前などに一時的にお金が足りなくなる状況に対応していると思われます。
また、意外なところで、「自動車ローンの返済」(第3位:10.3%)が入っています。これは、金利の高い自動車ローンを、低金利のカードローンで借り換えるというイメージでしょうか。
第6位(8.3%)とそれほど高くありませんが、「医療費」も、突発的な出費の代表格だと思います。急な入院や手術の際に一時的にお金を借りて対応するというケースもあるでしょう。
この結果を見ると、個人のさまざまな状況にあわせて、キャッシングやカードローンがいろいろな用途で利用されていることがわかります。
大きく分けて、すぐにお金が必要という場面と、余裕がある状況との両方があるようです。
ぜひ、さまざまな資金が必要な状況に対応するため、賢く(借り過ぎには注意!)有効に活用しましょう。
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