フリーローンとは

フリーローンとは「フリー」＝「自由」の名前のとおり、用途が限定されていないローンのことです。

そして、無担保・無保証で一定額を借り入れることができる商品で、銀行や消費者金融が扱っています。

キャッシングやカードローンも、用途が限定されていないという意味でフリーローンの一種ですが、多くの銀行や消費者金融では、フリーローンをカードローンとは別の商品として取り扱っています。

そして、多くの場合、フリーローンは目的別ローンの一種として扱われています。

それは、こんな理由によります。

フリーローンは目的別ローンなのか？

キャッシングやカードローンはいったんカードが発行されればその限度額の範囲内で何度でも自由に借入をすることができます。

それに対し、目的別ローンは、特定の目的（自動車購入やリフォーム、旅行など）のために一度だけ資金を借り入れるという性質の商品です。

目的別ローンの中にある「フリーローン」は、目的を限定せず、一度だけ資金を借り入れることができる商品です。

その意味で、カードで何度でもお金を借りられるカードローンやキャッシングとは性質の違う商品という位置付けになります。

銀行や消費者金融で、「カードローン」と「フリーローン」がまったく別の商品として扱われている理由はここにあります。

カードローンとフリーローンの賢い使い分け

では、カードローンとフリーローンは、どのように使い分けるのが賢いでしょうか？

簡単に言って、何度でもお金を借りたい場合はカードローン、一度だけしかお金を借りるつもりがない場合はフリーローンが適しています。

でも、この両者、金利の面ではそれほど差がないケースが多いですし、似たような審査が行われます。

そう考えると、大は小を兼ねるという意味では、カードローンを申し込んで一度だけ使えばフリーローンの目的は達成できるわけです。

でも、カードを持っていると不要な借入をしてしまいそう（誘惑になってしまう）とか、使わないカードを持っているのは嫌だという方の場合、フリーローンのほうがよいでしょう。

ご自身の目的に合わせて、カードローンやフリーローンを選ぶようにしましょう。

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